研究費助成、研究留学費助成、国際学会開催助成を自然科学の幅広い分野に行う公益財団法人山田科学振興財団
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公益財団法人山田科学振興財団
財団概要

財団の役割と事業概要

財団法人 山田科学振興財団
理事 山田 安定
(2003年11月)

 自然科学の基礎分野の振興を目的とする当財団は、1977年に発足して以来、その間一貫して念頭においてきた課題は、国が行う大規模な援助に対して、相補的となるようなスタンスを重視し、小規模ながら国のなし難い独自の活動を行うことにあります。近年、日本を含む先進各国における自然科学の基礎分野への関心は極めて高く、この方面への公的資金の投入は急速に伸びてきています。このこと自体は自然科学研究活動の活性化のために評価すべきことでありますが、公的資金の投入である以上、その投資先は国民生活の向上にすぐ役に立つ科学技術の開発に傾斜しがちです。
 しかし、科学には「何かの役に立つ」、という評価とは無関係にそれ自身に内包された自律的な発展があるべきで、このようないわば「人類文化としての基礎科学」の発展を重視する観点からの援助を行うのが当財団の役割と考えています。

 当財団の事業は下記に示した援助を中心に行われ、その内容と援助金額はこれまでの援助一覧に示しています。

  1. 研究援助:自然科学の基礎研究に対する援助
  2. 国際学術交流援助:自然科学の研究を行う外国人の招聘、および我が国の研究者の海外派遣に対する援助
  3. 自然科学に関する講演会・討論会等の開催に対する援助
  4. その他

 研究援助に関しては、何よりも独創性を重視し、またすでに研究活動についての評価が定着し、公的資金を得やすい立場にある研究者よりは、新たに独立して独自の研究計画を立ち上げようとしている新進の研究者を重点的に支援します。

 集会の援助については、設立当初からの長い歴史を持つ国際研究集会山田コンファレンスがあります。これは自然科学の基礎的研究において、独創的な研究を行っている内外の研究者が講演、討議し、学識交換の中で理解を深め、共に研究の発展に寄与しあうことを目的としており、これまですでに57回の山田コンファレンスが開催され、その成果を上げています。

 一方、2002年、設立25周年を記念して別の目的をもつ国際研究集会山田シンポジウムが新しくスタ−トしました。長期的なスパンで自律的に発展する基礎科学においては世代間の対話、交流が何より大切であるという認識から、このシンポジウムでは現在活躍している研究者と、次世代での活躍が期待されている若手研究者が一堂に会し、現世代の研究者がナビゲーターとして提示するロ−ドマップ(研究動向)をもとに両者が議論します。この議論の中から若手研究者が今後進むべき道のヒントが得られるような、教育的視点を持っていることがこのシンポジウムの特徴です。

  なお、本財団設立当初は国際会議参加のための海外渡航費などは、国費では種々の制限が課せられており、国際的人的交流を通じた科学振興にとって不十分であるという認識から「 研究者の短期派遣、 招聘(来日)援助 」という援助種目を設けて、 この種の援助を行ってきました。しかし、今や国費に関するこのカテゴリ−についての制限はほぼ撤廃され、その意味において上記の種目における当財団の役割は果たし終えたと考え、2004年度以降当面は、上記種目の援助を一時中止することにし、派遣援助は1か年以上にわたる長期の国際協力研究、または留学を中心として実施しています。

 当財団が有意義と評価する研究には「独創性」が第一義的に求められている以上、財団の運営自身についても独創性を発揮し、「科学振興のために今、何が求められているか」を常に自問しつつ、時代を先取りした独創的な新しい援助の方針を打ち出して参ります。

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