公益財団法人
山田科学振興財団
設立40周年記念講演会

2017年10月14日(土) 13:00-19:30


趣旨


 山田科学振興財団は、故、山田輝郎ロート製薬株式会社社長の私財を基に、1977年に設立されました。創立者の主旨は、論理性と独創性を重視する基礎科学の振興を通して、わが国の基礎科学研究の発展と人類の福祉に貢献することです。
 弊財団は、その主旨を指針として、自然科学の基礎研究振興を目的として活動、本年をもって設立40周年を迎えます。それを記念し、下記の記念式典と講演会を行います。
 講演会は、財団関係の二人の方の基調講演と、当財団による支援を受けられた、各分野の三人の方によるご研究のご発展と展望についての学術講演を予定しております。
 財団関係者の他に、近年当財団の支援を受けられた研究者やその周辺のPD/DC研究者等のご参加を予定しております。研究分野、研究機関、世代をこえて、基礎科学研究とその支援振興について、共に考え、研究交流をすることができれば幸いです。


プログラム


開催日時: 2017年10月14日(土)受付開始11:45   13:00〜19:30
開催場所: 東京コンファレンスセンター・品川 (港区港南1-9-36 アレア品川5階)
参加者: 弊財団で支援を受けた研究者とその周辺研究者及び財団関係者


記念式典
13:00〜13:25



式 辞 江尻 宏泰 山田科学振興財団 理事長

祝 辞 山田 邦雄 ロート製薬株式会社 代表取締役会長兼CEO

祝 辞 江崎 玲於奈 1973年ノーベル物理学賞受賞者、山田科学振興財団 評議員


講演会 13:25〜17:15



基調講演1 13:25〜13:35


「山田科学振興財団の在り方と使命」


山田 安定 山田科学振興財団 評議員会議長

<自然科学の成り立ちと基礎研究の意義に関する講演>

基調講演2 13:40〜14:40


「美しかな、この自然世界 −知る喜びと基礎研究の意義−」


佐藤 勝彦 日本学術振興会 学術システム研究センター 所長
<休憩>

<山田科学振興財団の支援を得てその後研究を発展させた研究者による講演>

学術講演1
座長 江尻 宏泰 山田科学振興財団 理事長 15:00〜15:45


「ミクロの世界の個々と集団 −量子少数多体問題の第一原理計算技術革新−」


肥山 詠美子 九州大学理学部物理学部門 教授、理化学研究所 主任研究員



学術講演2
座長 上村 大輔 山田科学振興財団 理事 15:45〜16:30


「生理活性天然有機化合物と植物科学」


上田 実 東北大学大学院理学研究科 教授



学術講演3
座長 星 元紀 山田科学振興財団 学術参与 16:30〜17:15


「メダカ左右軸変異体からの展開」


武田 洋幸 東京大学大学院理学系研究科 教授、理学系研究科長・理学部長


閉会挨拶 江尻 宏泰 山田科学振興財団 理事長 17:15〜17:25


写真撮影 17:25〜18:00


レセプション 18:00〜19:30

挨 拶 沢田 康次 山田科学振興財団 評議員


講演会は盛況のうちに終了いたしました。たくさんの皆様のご参加、ありがとうございました。